Lovi's Last Call

2人と2匹 ☺ 暮らしのブログ

後ろ髪を引かれるもの

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3年過ごした我が家の天井です。

オーナーに非常に恵まれていて、長らく続く不動産景気の波に乗りドンドン家賃を上げてくる他のオーナーや不動産会社に比べ2年間は家賃が据え置きだったし、3年目の更新の際にはさすがに値上げを言い渡されたけれどもおまけしてくれたし。

 ※こちらの現状としては賃貸契約は基本1年で、家賃を上げると言っても1、2万円じゃなく、8万10万くらいの幅で上げてくるのだ怖い。当然、予算内に収まらず、年1回ペースで引っ越す人も珍しくないし、契約途中でオーナーが変わり、入居後数ヶ月で退去を余儀なくされたりする人もいる。
余談だけどこちらの景気、お手伝いさん一家が郊外に投資物件を買ってしまうくらいの好景気なんだよね、未だに。彼女とご家族を思えば、ハジケマセンヨウニ...

 

私個人の趣味は別として、来た人には皆に褒めてもらえるようなインテリアと、こちらでは珍しいらしい全室クロス貼りのお部屋で、なんだかんだ言いながらも快適に過ごせました。(当国比)
入居当初、「枯らすと困るので回収して欲しい。」と、お願いしたら『枯らしてもいいよ。』とか言われてしまった観葉植物もあるし。きっと他を探しても、この予算内でこれ以上の物件は無いと思う。そう言えるほど恵まれていました。

問題は、あと2年はいる、と思っていたので大量に買い込んでしまった、シャンデリアもどきの電球。なんか蝋燭の形状なの。何が原因なのか考える気力も失われるほど、パッチン!パッチン!飛ぶので、常にまとめ買い。他にあと2個所、このタイプの照明があるので在庫を抱えています。

どうしようかな。置いていくしかないか。日本だとLEDが主流だし、そもそもこんな照明が合うようなマンションに日本で住めるとも思えず。

 

電球大量在庫についてが後ろ髪を引かれるものの1つ、というには大げさだけど、家周りのことで言えば、後ろに建設中の商業施設の完成を見ずに去ることがあげられる。 

 

 

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入居と時を同じくして工事が始まったので、ずーーーっと騒音と埃が凄かった。この春、ようやく外構工事が終わり、周囲の空気が澄んできたというのに。
出来ればオープン後の恩恵を受け、一説にはHyattも入るそうなので、本帰国の際に何泊かするだろう時には利用し、自分がいたマンションを反対側から眺めながらしんみりしたかったな。

あとはフラメンコ、ヨガ。これをこの地で続けられないのが一番の心残り。
勿論、日本でもやろうと思えばできるし、ヨガはきっと続けるけれど、とにかく両方とも先生が好きだったので。好き、というか尊敬に近い。

フラメンコはー、帰国したら無理だろうなぁ。合う教室を探せたとしても近所にあるとは限らないし、遠くまで通って本腰入れられるような年齢でもないし...このままこの地であと2年くらい習っていたら、帰国後も勿論!!!となるくらいには染まっていた自信があるけど。その辺が残念。

 

胸の内を明かすと、人一倍毛嫌いしていたこの国。よりによって何故!と思った。赴任当初はキッチンに立てこもり大泣き。当時としても自分自身、飽きれるような理由で。
どちらかというと引きこもりだし、根暗なので、こうなったらもう、閉じこもって生活しよう!みたいな。

けれども、文句を言いながらも夫の人に引きずられるようにしてなんだかんだと交流し、活動すればしただけ、日本と比べ環境や考えが違い過ぎて不満も溜まるのだけれど...人と関りを持つことって、結局は自分のためになるのだな、ということをこの地で、この歳で、改めて学ぶことが出来ました。(でもやっぱり早く帰りたいけど!)

国籍問わず、関わった方々全てが良い人たちで、今は感謝しかありません。

 

これ...か?買おうか、シャレオツ...